先日、ライヴ会場の外で売られていた、バンプ特集のビッグイシュー。
発行は2年前の10月で、当時から気にはなっていたものの、なんとなく買いそびれていたんだけれど、せっかくの機会だったので、購入しました。
内容は、『人形劇ギルド』(このブログのスキンにも使用してます)に始まり、「仕事とは?」という話。その中で鹿っぺは、バンプには「リリィ」以降に既存の意味でのラブソングがない、って書いている。
なるほど。とは思った。
藤くんの作る歌は、確かに、広い意味での深い人間愛を描いたものがほとんどで、それはもちろん、最新作の『orbital period』にも貫かれている。
で。
「飴玉の唄」。
本家のライヴレヴューでもチラリとだけ触れたのだけれど、藤の、その魂を叩きつけるような歌い方に、胸をえぐられるような想いがして、それが、実は、ライヴが終わってから時間が経てば経つほど、じわじわと響いてきていて。
ライヴでは歌詞を少し変えてたかもしれないけれど、歌詞カードの通りでも、それは十二分に伝わってくるもので。
これは、明らかにラブソングだ。
と、私は思う。
“君”と離れたくない“僕”の、切なくて苦しくてたまらない想い。
それが、あの藤の、魂を響かせ叩きつける歌い方に、ありったけの想いがあぶりだされていたような気がするんだ…。
今度ライヴで聴いたら、泣いちゃうかもしれないな。
実は、私自身は飴玉(あめちゃん)より、チョコレートの方が好きだったりして(^^ゞ