読み終わった、やっと。
こないだの
サイン会【→コチラ】の時、順番待ちをしてる間に、5ぶんの3ぐらいは読み終わってた。
その後もちょこちょこと読み進めて、翌日にでもブログの記事に出来るんじゃ?って、思うくらいだった。
でも、最後の最後に、ちょっと思いがけない展開があって、決してどんでん返しとかではないんだけども、ちょっと待って、って思ったから一度本を閉じて。
その後、毎日仕事が立て込んでたから(それでも毎日遊んでると思ってる人がいるのがいかんともし難いのだけど)、読み切るのに少しだけ時間がかかった。
正直、今作はこれまでのしばちゃんの作風とは違う、と思った。
主人公が、基本的に一人称で語るのが、男性。ってのも1つ。
関西弁による会話の応酬がほとんどない。ってのもあるし。
だから、受賞した、のかな?
なんて、思ってみたりも、した。
もちろん、具体的に想像しうる細やかな描写は、変わってないけど。
その良し悪しは、読んだ人の好ききらいとか、そういうの次第なのかも、とは思うけど。
そう。
だから。
最後の最後に関西弁の会話が組み込まれて、ちょっとビックリして、で、一度本を閉じたワケで。
といっても、やっぱり、そんな思ったほどの衝撃は、さほど長続きはしなかったけど。
サイン会で並んでる時、わたしの何人か前の男の人が、しばちゃんに質問していて。
とある登場人物について「これは柴崎さんのコトですか?」って。
そう、確かに、わたし自身も主人公にしばちゃん自身を投影しながら読んでいくことはよくあるからね。
それに対するしばちゃんの返事は、「あ、いや、違います」とか、「そういう飲み方をする友達がいて」とかで、ふーん、せやったんやー、とは、思いつつ。
そういや、もし、主人公にしばちゃん自身を投影するのなら。
…しばちゃん、離婚を経験したんやろか…?
相変わらず、本名では、嫌な気がする、オイラ。