吹き替え版を観ました。
だって、
イシダししょー(石田和大さん)の声を見つけることが、オイラの使命でしたから。
…とはいえ。
ししょーのツイート、もっとしっかり見とけば良かった、ヒント書いてあったのに。
ただ、「…っぽいな」って思った声があったから、もしかしたら当たってたかもしれなくて、けど、どんなセリフだったかとかは全然覚えてないから、果たして本当に当たってるのかどーか。
ししょーの話し声はすっかり頭にインプットされてるけど、アフレコってなるといつもの声じゃなくなるだろうしな、案外難しかったです。
康剛さんの姿を目で探すのとは、また違うんですよね、集中力と神経の使い方が。
もう1人、抽選に当選して吹き替えに参加した方がいらしたんですよね。
警官隊の中にも1人やたら素人っぽい声があったから、そちらがその方だったのかしら。
いやしかし、せっかくの吹き替えキャスト、聞いたことのある声があちらこちらでしてたので、石丸博也さんだけじゃなく他の皆さんの名前もパンフレットに載せて欲しかったです。
映画のエンドロールでも、最後の最後にまとめてドンで終わりだったから、ちゃんと確認し切れなかったし。
声優ファンもたくさんいるだろうに、ちょっと不親切に感じましたなぁ…。まあ、普通のアニメ作品でもちゃんと記載されてないことがあったりするから、なんとも言えませんけど。
さて。
ここからは、ジャッキー映画初心者の戯れ言、です。
全体として、正直、心理的に痛いし重い作品でした。
死ぬ殺すといった言葉、殴る蹴る刺す折る飛ぶ落ちるといった殺傷行為、それに、排他的な街の空気。
冒頭のやたらロックなバックミュージックすら、ノリよりも苛立ちを覚えて。
ただ。
気付いたのが、現在進行形で描かれている人たちは、傷つき傷つけられながらも、最後まで決して死なない。
「死なない」って、すごく大事なことじゃないですか?それだけで、救われる、ハッピーエンドとして迎え入れられる。
もちろん、エンドロールのNG集の楽しさも、印象を和らげてくれたと思います。
っつか、それすら吹き替えだったのには驚いたー!セリフとちりとか噛んだりとかを吹き替えるって、本編以上に難しいんじゃないかと思ったんですけど。
人間ドラマとして、すごく練り上げられた作品でした。
笑いはないけど、救いはある。
「死ぬ」ことの無意味さを、強く訴えかけるアクション映画、でした。
…ハイ。