こういうハナシは、これまではずっと12/30にしてたんだけど…。
まだ12月に入ったばっかで、どうしようかとも思ったんだけど、ここ数日、ちょこちょこと頭の中で文章が浮かんでるので、この際、書いちゃおうかな、と。
で。
今年を表す言葉は、つまり、“死”、です。
…なんかショッキングな印象で、ゴメンネ。
別に、自分の身近な人が亡くなったってわけじゃないの。
あ、夏に小僧のひいおばあちゃんが亡くなって、一応、喪中ではあるんだけども。
でも、95歳の大往生だったし、ここ数年は病院のベッドに寝たきりの状態だったから、むしろ、今まで本当にお疲れ様でした、って感じで。
だから、そうじゃなくて…。
なんだろ、「なんで???」って感じの、すっごく陳腐な表現をすれば「惜しい」とかっていう、“死”がね…多くて。
川村カオリちゃんに。
山辰さん…山田辰夫さんに。
ああ、大浦みずきさんも。
アベくん…元ミッシェルガンエレファントのアベフトシ、も。
LAST LIVEが映画になって、しかも監督はバンプのPVとかでもお馴染みのバンバンこと番場さんで、すっごく観たいんだけど、日にちが合わずに断念したんだ…。
6年前のLAST HEAVEN TOUR
【→コチラ】、観れなかったのに、また…。
もう二度と、観られなくなってしまったんだよね、ミッシェル。
なんか急にどうしようもなくなって、ラストシングルの「エレクトリック・サーカス」を聴いてみたりして。
赤いサイレン ライトの群れ/クラクションの中 キスをした
って歌うチバの声が、うずく胸に突き刺さるような染み込むような…。
俺達に明日がないってこと/はじめからそんなのわかってたよ
…うん。
そしてやっぱり、
パパ…キヨシロー。
HARRYのあの変貌は、清志郎の死も、きっかけのひとつになってるはずで。
…いや、変貌って表現はちょっと違うかもしんないな。
たがが外れた、っていう方が、まだしっくりくるかも。
同時に、HARRYもやっぱり歳取ったんだな、とも思ったわけで…。
清志郎も、まだまだ若かったんだけどね、もちろんね、うん、ね。
昨日、報道があった画家の平山郁夫氏も、なんだろ、すごい残念な…もっといろんな絵を描いて欲しかったような…。
あんまり知らないのに、でも、ちゃんと作品を観たこともあって、だからなんだかショックだった…。
そういう意味では、例えば今、HARRYが抱えている(と思われる)、取り残された者の寂しさ虚しさから解放された森繁久弥氏というのは、まさに大往生だったのかなあ…。
うちの市で市葬をするとかって、広報に話題が載ってたけど。
そうそう、あとね。
あたし自身もそういう時があったし、友達がそう感じてた時もあったんだけど。
もうすぐ自分は死ぬんじゃないか、っていう、焦燥感っていうのかな。
そういうことを考えたこともあったよね。
その分、まだ死ねない、って思うこともいっぱいあったんだけど。
映画『ドロップ』にね、「そう簡単に、人は死なないだろ?」ってセリフがあってさ。
これは、どっちもの意味を含むのね。
簡単に“死なない”っていうのと、簡単に“死んじゃう”っていうのと。
いつ死んでもいいってくらい、毎日を精一杯に生きなきゃいけない。
つまりは、そういうことなんだろけどサ…。