ハイ、今週も、勝手に遊木康剛さん祭、です。
ある意味、遊木さんの東映特撮ヒーロー作品デビュー、ですからね。
っつか、パンフレットのキャストロールのこの位置に、しかも役柄付きで、遊木さんの名前があるって、すごいコトなんですよ、たぶん。
…でしょ?
アクション監督がGOCOOの田渕景也さんだから、とかもあるとは思いますけどね。(…だから、鬼だよ。)
でもって。
最初のちょい長ゼリフって、康剛さんだったのかしら。
いきなり登場で、うひゃうひゃしちゃいましたよ。
しっかり顔出し確認できるのは、研究室内のシーン。
長嶋一茂くん鶴見辰吾さんに並んで、オペレーターに指示を出してる。
遊木さんご自身からのネタバレがあって助かりましたわ。だって研究員さんみんな同じようなメガネと髪型なんだもの。
街中で、佐津川愛美ちゃん達を襲ってジローに返り討ちにされる、逃走中のハンターみたいな(ドラマ「悪夢のドライヴ」でチビ蹴るさんと2人でもやってたけど)中には、お姿の確認できませんでした。
あと
【→ココ】とか(高萩じゃなく高崎の廃工場だったよ)、
【→ココ】とかですな、スタントに名前はないけど、面かぶって吹っ飛んでたんでは、と。
そうそう、ハカイダーにぶっ飛ばされてモニターぶっ壊したのも、康剛さんだったんじゃないかな。
アクションについては、JAE勢をほぼ排除したメンツで、それって東映さん的にはかなりの勝負だったんじゃないかと思ったんだけども、逆に徹底してアクションにかかりきりになれたから(戦隊やライダーとかと掛け持ちにならなくて済むって意味で)良かったんじゃないかな、と。
とりあえず、ワイヤーアクションがとことんきれいで美しい!
クライマックスの、キカイダーとハカイダーのバトル。
完全な機械だ、って言ってるハカイダーのスーツの腕や下半身部分のレザー感ビニール感がハンパない(爆)まさに“スーツ”。
むしろ、キカイダーのスーツの方が徹底的に機械感を出してて、まあもしかしたら意図してのものだったのかもしれないけど。
キカイダーの、というかジローの演技が素晴らしく良かったのだけど、ところどころは入江甚儀くん自身が中に入ってたのかなあ。
あと、歴代平成ライダーのラスボス的な皆さんがいっぱい出てたのは、単純に面白かったな。「カブト」の加賀美んパパだった本田博太郎さんに「フォーゼ」の理事長だった鶴見辰吾さん。「ディケイド」の光写真館のおじいちゃんは敵役じゃないけど、その後MOVIE大戦で死神博士やってたから石橋蓮司さんも。あ、白倉さんへの御礼出演?…なワケないか。
ただ、ストーリーの面では、中途半端感がハンパなかったなあ。
原発事故処理や災害救助活動のためのロボット(アンドロイド)開発、って大義名分は良いのだけれど、それ自体が実は中途半端だったりもして、ラストもなんだか尻切れトンボな感じがして。
正直、そういう面では、酷評もやむなし、とは思ったな。
そういや、こないだ鎧武に出てきたジローはREBOOTされて記憶を削除されてたけど、こちらは結局ボタンは押されずだったんだね。
遊木さんがこれからも東映特撮ヒーロー作品に出演されますことを、祈りつつ。
どうもお疲れ様でしたm(_ _)m