ケンケン…斎藤健二くんが出演していた舞台「暗転セクロス」の作・演出をされていた岡本貴也さんの、小説。
舞台は観に行けなかったけど、舞台の感想ツイートとかをリツイートしてくださりまくるし、他のツイートも面白かったりしたからフォローしていて。
ちょうど稽古中にこの本が発売されて、みんなで写真撮ったのとか、あと、いろんな人の読後のつぶやきとか、そういうのもリツイートしまくってくださるから、やっぱり興味持って読んだわけで。
タイトルの意味に驚かされる、とは読んでいたから、なるほどそういうことか、ってのはわりと早い段階で分かった。
ラストに泣く、とも読んでいたから、最後らへんは家で読むようにして、確かにじわじわぶわわって涙出てきて、そりゃ泣くわよオイラだって人の親なんだし一応、って思った。
映画化が決まっているそうで、それもなるほど確かにって思った。
映像が鮮明に見えてくる文章。
例えば柴崎友香…しばちゃんの描く小説もそうなんだけど、この岡本さんのはより映画的で、詳細に演出がなされていることがよく分かる文章だった。
じゃあ、って考えたのは、キャストは誰?って。
読み終わって最初に感じたのは、ユウコはサトエリだな、って。ジョニーさんは、風貌はちょっと違うかもしれないけど、トモロヲさんかモロさんで。幸太郎は、実年齢はもっちと同学年だから12歳になるけど、マセガキ的キャラクターを考えたら清史郎くんがいいな、とか。
でも、他は思い付かなかったや。
きっともう実際にはキャスト決まってるだろし、ケンケンが入り込む隙間はないだろなぁ。…あ、消防士の1人とかならイケそうなんじゃない?…なんてな。
人の生き様、人の死に様、いろいろあってさ。
ファンタジー。理想論。…でも。
こういうの、悪くないんじゃない?って。ね。
あ!ガジロウ、ニノがいい!
そしたら、轢かれて吹っ飛ぶスタントを遊木康剛さんに!
…まだ言ってるよヽ(´ー`)ノ