ケンケンこと
斎藤健二くんが出演していた舞台『Poco a Poco』が、おととい無事に千穐楽を迎えられたそうで。
とりわけ、ケンケンが演じた役のお芝居が、なんとも胸を打つものだったと好評だったようで。
『Sleeve』で共演した方々のブログを見ていても、それはあちらこちらで書かれていて。
その中で、さなちゅんこと
人見早苗さんのブログ記事に、いたく感銘を受けましたの。
今回のケンケンの役どころについても、しっかり書いてくれてたんだけどね。
そのさなちゅんのブログにも、先のケンケンのブログにも、観に行きたかったと書いたけれど。
…観に行かなくて良かったかもしれない、とも、思ったわけで。
だって、ね。
きっと、自分のいつもの悪い癖が出て、ケンケンの相手役だった渡辺さんの役を自分に置き換えて考えてしまって、号泣どころかその場から動けなくなっちゃったんじゃないか、って思ったんだ。
あたしが
「年下の彼」や
「年下の男の子」などの恋愛小説を好んで読むのは、女性の方が年上だった場合、男性はどう思いどう考えるんだろう、そして2人はどんな答えを導き出すんだろう、というところに、すごく興味があるからで。
でも、いつも理想的な答えなんて見つからなくて。
そりゃそうだよね、お互いが独身であることが絶対条件なんだもの。
だから、
「ふがいない僕は空を見た」でいちばん共感出来たのは、あんずだったし。もちろん、既婚者であるということ以外はすべて真逆だったから、ふがいない自分に途方に暮れたりもしたけれど。
その点、この『Poco a Poco』は、自分が求めたがってるシチュエーションにいちばん近い気がして。
でも、さなちゅんのブログを読んでると、ああ、やっぱりそうなのか、って思っちゃうところもあったんだな…。
あたしにとっての“戻る場所”って???って、思うもん。
ただ、ね。
これはかなり希望が入ってはいるんだけれども。
ケンケンが役作りをする時に、ほんの少しでも、ほんの一瞬でも、わたしたちの気持ちや想いを思い出してくれてたらな、って。
けど。
ケンケンが毎日のようにブログに書いてた“幸せ”って言葉、気持ち。
それは、わたしたちが妄想の中でしか得ることが許されていないような、もしくは、お芝居の中でしか得ることが出来ないような、そんな虚構ではないことを、ただただ祈ります。
だってやっぱり、ケンケンが大好きだから、ね。
いやー、それにしても、『Sleeve』といい、『Poco a Poco』といい、自分が今までケンケンに対して抱いてきたイメージがうまく役どころに取り入れられてて、ちょいとびっくりですよ。
これからもさらにさらに、楽しませてってくださいましよ~♪(-^〇^-)