37歳と23歳の年齢差14歳、女の方が上!!
極めて個人的に、とっても嬉しい組み合わせで、いったいどんな風に…♪なんて思いながら読んでいたのだけれど。
自分が重大な間違いをおかしていることに、気が付いた。
だって、女は誘う方じゃない、誘われてる方じゃないか!!!
つまり、好意のやじるしの向きは、男から女で、23歳から37歳で、つまり…。
一気に気持ちが沈んだのだけれど、まだまだ物語の序盤も序盤。
気を取り直して、読み進める。
…ああ、これじゃ立場がまったく逆だ。
悲しくなっちゃうくらいに、立場が逆すぎる。
結局やっぱりあたしの方は、曲がりなりにも既婚者子持ち、妄想で抑えとかなきゃいけないんだなぁ…。
しょぼん。
でも、この2人がどうやって結ばれるのか興味津々になっちゃって、夜更かししながらずんずん読んでいく。
すごくイイところに差し掛かった辺りで、書き込みお知らせメールが届いたけど、しかもいつか背中から飛び蹴りくらわしたい末っ子ちゃんかららしかったのだけれど、とりあえず置いといて。
それでも、ようやく2人が×××できた辺りで、いったん本を閉じて携帯を開く。
もー、首根っこひっ掴まえて説教のひとつもくれてやりたい寂しがり屋さんに、どーしろってのよ。(しかもあたしの方が年下だ、この場合)
半笑いしながら、ちょうど携帯が「充電してください」って鳴いたので、本も携帯も閉じて、寝ることにしたら。
夢の中で、あたしの横で一緒にラーメンをすすってたのは、○○○ちゃんでも○○○○でもましてや甘えたちゃんでもなく、山田親太朗だった…。(ヘキサゴンどんだけ)
さて、明けた。
携帯も開けたし、本も開けた。
いいなぁ~。
誰かから、好きです、って言ってもらえる想ってもらえるって、いいなぁ。
しかもその気持ちが、言葉に出たり行為に出たりって、ホントいいなぁ…。
結局のところ。
どんだけ寂しくても、自分からぎゅーってするのは、負けなのね。
…だって、姿消されちゃうもんな。
ずっと待ってなきゃいけないんだなぁ。
っつか、ずっと待ってばっかりだったから、こんな結果になってんじゃんか、もー!!!!!
そんなことを悶々と堂々巡りに考えながら、物語も終盤に差し掛かり、もうすぐ読み終わりそうなところで。
何よ!!このどんでん返し!!!
…続編の新刊には手を出すもんか。
自分がますます悲しく惨めに思えてくるだけじゃないか。
それに…、まだ文庫化されてないし。
…みだれそめにしわれならなくに。